第41回根研究集会プログラム

41th Biannual Meeting of JSRR

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9月6日午後3時以降のプログラムで
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【会期】2014年9月6日(土)、7日(日)
【会場】名古屋大学環境学研究科 環境総合館1階レクチャーホール


9月6日(土):1日目

12:15-    受付開始
13:00-13:10 開会の辞  阿部 淳 根研究学会会長
13:10-13:15 実行委員会概要説明

【口頭発表】

O-1
13:15-13:30 
根系の可塑性を考慮に入れた土壌有効水に関する新しい考え方の提案
   亀岡 笑*・ 三屋史朗 ・ Roel. R. Suralta ・ 山内 章
   (名大院 生命農)
O-2
13:30-13:45 
Effect of N application on dry matter partitioning and root system
development  under different intensities of drought using upland
NERICA varieties
     Daniel Menge1*・Shuichi Asanuma2・Akira Yamauchi1・Daigo Makihara2
     (1 Graduate School of Bioagricultural Sciences・Nagoya University・2       
International Corporation Center for Agricultural Education・
Nagoya   University)
O-3
13:45-14:00 
間断灌漑水田における水稲根のアクアポリン遺伝子発現と品種間差異
   松波麻耶1, 3*・村井(羽田野)麻理1・林秀洋1・石川(櫻井)淳子2
    (1 農研機構 東北農業研究センター・2 農研機構 作物研究所・
3 日本学術振興     会特別研究員RPD)
O-4
14:00-14:15 
トマトのCa・Sr吸収・移行特性と生産性との関係
   中野明正*・安 東赫・東出忠桐
    (農研機構 野菜茶業研究所)
O-5
14:15-14:30 
肥大生長計測装置を用いたテンサイの生長特性解明
   柴田洋一
    (北海道大学大学院農学研究院)
O-6
14:30-14:45 
テオシントが持つ根に関する耐湿性関連形質を導入したトウモロコシ
系統の作出
   間野吉郎1*・大森史恵1・玉置宏之1・黄川田智洋2・高橋 亘1・
  三ツ橋昇平1・佐藤 尚2・渡邊宏太郎3・西内俊策3・中園幹生3
    (1 農研機構 畜産草地研究所・2 農研機構 北海道農業研究
センター・3 名古屋     大学大学院生命農学研究科)
O-7
14:45-15:00 
イネ根系形成のシミュレーションモデル化の試み
  田島亮介1*・Lionel Dupuy2
  (1 東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究
センター,  2 James Hutton Institute)

【学会賞授賞式】
15:30-15:45

【受賞講演】

学術功労賞
15:50-16:20
 作物の根およびこれを取り巻く環境に関する研究
   中野明正(農研機構 野菜茶業研究所)
学術奨励賞
16:20-16:50
 イネの水ストレス条件下における可塑的な根系発育の機能的役割と
 その評価方法
   仲田(狩野)麻奈(名古屋大学農学国際教育協力研究センター)
学術奨励賞
16:50-17:20
 イネ科植物の根を対象にした過湿環境に対する応答・適応機構の研究
   山内卓樹(名古屋大学大学院生命農学研究科)
学術特別賞
17:20-17:50
 根系研究に基づいたセルロース系バイオエタノール原料作物の
 栽培システムの確立
  関谷信人1・塩津文隆2 (1 東京大学・2 茨城大学)

【懇親会】
18:30-20:30 
 名古屋大学生協「レストラン花の木」

9月7日(日):2日目

8:30- 受付開始

【ポスター発表】
9:00-10:30 (奇数番号 9:00-9:45  偶数番号 9:45-10:30)

P-01  
 愛知県のクロマツの海岸林における樹木根の形態の検出
   柿添哲也1*・池野英利・平野恭弘・谷川東子・壇浦正子・
  山瀬敬太郎・青野健治・  藤堂千景・大橋瑞江
     (1 兵庫県立大 環境人間学部)
P-02   
 Root mesh method for measuring fine root production
   Mizue Ohashi1*・Yasuhiro Hirano2・Kyotaro Noguchi3・Leena Finer4
    (1 University of Hyogo・2 Nagoya University・3 Forestry and Forest
   Products Research Institute・4 Finnish Forest Research Institute)
P-03  
 東海地方に生育する高齢ヒノキ林細根の形態と呼吸速度の季節変動性
   宮谷紘平1*・牧田直樹2・谷川東子2・平野恭弘1
       (1 名古屋大学大学院 環境学研究科・2 森林総合研究所 関西支所)
P-04  
 土壌の水分と栄養条件がジャトロファ(Jatropha curcas)実生苗の生育に
 及ぼす影響
  阿部 淳1*・安 萍2
     (1 東海大学農学部・2 鳥取大学乾燥地研究センター)
P-05  
 テオシント根先端中心柱始原体の観察
   斉藤 進1*・高橋三男2・仁木輝緒1
    (1 拓殖大 工・2 東京高専 物質工)
P-06  
 ヨシとツルヨシにおける過湿環境への形態的応答の種間差
  山内卓樹*・中園幹生
  (名古屋大学大学院生命農学研究科)
P-07  
 イネの根の誘導的通気組織形成過程における活性酸素種の蓄積を
 制御する分子機構の解析
   深澤 彩1*・山内卓樹1・長村吉晃2・西澤直子3,4・堤伸 浩3・中園幹生1
     (1 名古屋大学大院生命農学研究科・2 農業生物資源研究所ゲノム
   リソースセンター・3 東京大学大学院農学生命科学研究科・
   4 石川県立大学生物資源工学研究所)
P-08  
 イオンストレスによるシロイヌナズナ根伸長阻害時に発現減少する
 遺伝子の解析
    楠 和隆*・小林安文・小林佑理子・小山博之
     (岐阜大学応用生物科学研究科)
P-09  
 シロイヌナズナにおけるアルミニウムストレスによる根伸長阻害の
 ナチュラルバリエーションの解析
   中野友貴1*・大橋聖1・楠和隆1・時澤睦朋2・山本義治1・井内聖3・
  小林正智3・小山博之1・小林佑理子1
       (1 岐阜大学 応用生物科学部・2 岐阜大学 連合農学研究科・
    3 理研BRC)
P-10  
 低地温装置での発根等によるサツマイモ系統の選抜と低温条件
 圃場での塊根生産力
   藏之内利和1*・高田明子1・石黒浩二2・田宮誠司2・熊谷 亨1・片山健二1
    (1農研機構作物研究所・2農研機構北海道農業研究センター)
P-11  
 ホウレンソウ2回刈り栽培における土壌と基肥の違いが生育および
 養分吸収に及ぼす影響
   鈴木崇之1*・石井孝典・新美 洋・鎌田えりか・安達克樹
    (農研機構 九州沖縄農業研究センター)
P-12  
 日本晴/カサラス染色体部分置換系統群を用いた出穂後に発生する
 根の水吸収ならびに収量形成における役割の評価
   分部耶和良*・三屋史朗・山内章・奥村陽子・神山拓也
    (名古屋大学生命農学研究科)
P-13  
 Contribution of Root Plasticity to Dry Matter and Yield of Rice  Plants
 grown under Fluctuating Soil Moisture using Near Isogenic Lines derived
 from Cross Combination of Nipponbare and KDML105
   Owusu Nketia Stella1*・Yoshiaki Inukai2・ShiroMitsuya1・Roel Rodriguez
  Suralta1,3 ・Jonathan M. Niones3・Akira Yamauchi1
   (1 Graduate School of Bioagricultural Sciences・Nagoya University・
   2 International Corporation Center for Agricultural Education・
   Nagoya University・3 Philippine Rice Research Institute)
P-14  
 静電容量測定によるイネの根系形質評価の試み
   柴田晃秀1*・本間知夫2・阿部 淳3・森田茂紀4・犬飼義明5
     (1 名大院 生命農・2 前橋工科大 工・3 東海大 農・4 東農大 農・
    5 名大農国     セ)
P-15  
 Growth response of rice root mutant and its wild type under various
 cropping patterns and nitrogen rates.
   Cornelius Mbathi Wainaina1*・Israt Jahan Shelley2・Yoshiaki Inukai2
  (1 Graduate School of Bioagricultural Sciences, Nagoya Univey・
   2 International Corporation Center for Agricultural Education・
   Nagoya University)
P-16  
 異なる土壌水分条件下で栽培したNERICAの登熟期間中における
 乾物生産性と出液速度との関係
   菊田真由実1*・有田直矢2・槇原大悟3・山内 章1・宮崎 彰2・
  山本由徳2
    (1 名古屋大学大学院生命農学研究科・2 高知大学農学部・
   3 名古屋大学農学国際教育協力研究センター)

【根研究集会&国際樹木根会議ジョイントセミナー】
名古屋大学環境学研究科 環境総合館1階レクチャーホール

10:45-12:15
Presentation 1
 “Forest Bioenergy and Soil sustainability” including utilization of roots.
  Prof. Helja-sisko Helmisaari (Forest Soil Science,University of Helsinki)
Presentation 2
 Multiple land use system and plant utilization in mountainous area
 of northern Laos.
   Dr. Isao HIROTA (Laboratory of Forest Environment and Resources,
  Grad.Sch.   Bioagr. Sci., Nagoya University)
内容:フィンランドの樹木利用やラオスの焼畑農業を中心に話題を提供して
  頂き、皆さんで森林生態系の持続的な活用について議論したいと思います。

【第6回国際樹木根会議・市民向け公開講座】
名古屋大学環境学研究科 環境総合館1階レクチャーホール

13:30-15:30 
「人と環境を支える植物の根」
講演1:ハイテク植物工場を支える植物の根
       中野明正(農研機構)
講演2:森林環境を支える樹木の根
       平野恭弘(名大環境)
講演3:海岸林を支える菌根共生
       松田陽介(三重大生物資源)
内容:第6回国際樹木根会議のプレイベントとして、植物の根が人や環境を
 支える仕組みについて、最新の研究成果とともに平易に解説します。